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Virtual-Bucker Blender (バーチャルバッカー・ブレンダー) 製品ページ

Virtual-Bucker Blender の試奏動画【一日店長ROKU(LUCY IN THE ROOM) さんのおすすめブレンド!】を公開しています。

Virtual-Bucker Blender WEB販売開始

Virtual-Bucker Blender ラボ直売開始


バーチャルバッカー・ブレンダーとは…

Virtual-Bucker Blender PV ♪Played by ROKU (LUCY IN THE ROOM)
コントロールユニット(左:表面、右下:裏面)

シングルコイル×シングルコイル=バーチャルバッカー

バーチャルバッカー・ブレンダー(略称:VBB)は、ST(SSS)/TL(SS)タイプのギターに組み込むことで、シングルコイルピックアップのまま Virtual hSSVirtual Sh 的な音を生み出すことができるコントールユニットです。

※ピックアップレイアウトを表す hSS/Sh の”h”は、Virtual-Bucker サウンド。(表示の順番はブリッジ側からの並び)

バーチャルバッカーのしくみ(イメージ)

おいしい音のヒミツは、ピックアップの直列(シリーズ)接続+ブレンダーコントロール

一般的なST/TLタイプのギターのピックアップは「並列」につながっていますが、VBBはピックアップセレクタースイッチの特定のポジションにおいて、対となるピックアップが「直列」に接続されます

さらにブレンダーにより、音色の変化(単独~直列)をコントロール可能。

キレのあるシングルサウンドから、時には「太く」、時には「甘く、切なく」。バーチャルバッカー・サウンドのスイートスポットを見つけて「自分だけのサウンド」を奏でてみませんか?


製品の特徴 (for ST)

※STタイプの装着イメージ。わかりやすいように透明ピックガードの裏面にコントロールプレートを装着しています。(STピックガードの8穴式、11穴式の両方に対応)

STタイプの標準仕様では5wayスイッチの「ブリッジポジョンのみ」で、VBBが機能します。(Virtual hSS)

VBBポジション時

ブレンダー最小: ピュアなブリッジピックアップのシングルコイルサウンド

~ブレンダー最大: 直列に接続されたネックピックアップが徐々に足され、バーチャルバッカーサウンド

※VBB時のハムキャンセリング効果については、対となるピックアップの特性(磁極性、巻き方向)に依存します。


特定のスイッチポジションで「のみ」VBBが動作するため、他のポジションでのプレイ時にわざわざブレンダーポットを「戻す」必要がなく、ノーマル的な使い心地+1ポジション(VBB)専用のプリセットサウンド的な使い方ができるのが特徴です。


製品の特徴 (for TL)

TLタイプでは操作性や外観の違う、スタックポット仕様と3ポット仕様の2タイプを用意しています。

TLタイプの標準仕様では4wayスイッチの「一番ネック側のポジションのみ」で、VBBが機能します。(Virtual Sh)

VBBポジション時

ブレンダー最小: ピュアなネックピックアップのシングルコイルサウンド

~ブレンダー最大: 直列に接続されたブリッジピックアップが徐々に足され、バーチャルバッカーサウンド


VBB以外の他の3つのポジションには、一般的なTLタイプの3wayと同様のピックアップセレクトが割り当てられています。


トーン・コントールについて

VBBの標準仕様では、ボリュームポットに250kΩ、トーンポットに500kΩ(コンデンサー:0.022μF)、ブレンダーポットに”no-load”ポットを使用しています。この組み合わせは多くのピックアップの組み合わせ検証を経て、ノーマル・シングルサウンドとバーチャルバッカー・サウンドとの両立のために導いた一つの最適値として採用しています。

電気的な説明は省略しますが、トーン・コントロールにおいては500kΩのポットは250kΩのポットの上位互換性を持っています。

一般的なAカーブのCTSポット*では、500kΩのポットの77%前後の回転位置※で250kΩのポットの全開と同等の電気特性(トーン特性)となります。※ST用のノブ(1-10表示)の「8」の位置。(*回転位置の中央で10%の抵抗値となる10Aカーブ)

VBBではバーチャルバッカー時における高音域のロス(こもり)を最小にするためにトーン・ポットに500kΩを採用しています。また、シングルコイル・サウンド時にボリュームを絞った時の高音域のロスを補正する役目も担っています。

トーン・コントロールの効き方は、ピックアップの特性やアンプのセッテイングなどで大きく違います。普段トーンコントロールをあまり使わないプレイヤーの方も、トーン・コントロールを試すことがお好みのサウンドに近づける一つの方法となるかもしれません。


オプション仕様について

ポットやトーン・コンデンサーなどの変更は、ラボ直売またはメール通販でのみオプションとして対応可能です。

詳しくは、Custom Works ページをご覧ください。

カスタム仕様について

VBB動作ポジションの変更や、スイッチ・ポットを使ったカスタマイズについては、ラボ直売またはメール通販でのみ対応可能です。

詳しくは、Custom Works ページをご覧ください。


ラボ(@板橋)での取り付け作業(有料)について

ラボ(@板橋)でのVBB取り付け作業については、Custom Works ページにてご案内しています。


製品の仕様 (使用パーツ)・通常販売価格

※販売価格の「WEB価格」はBASE SHOP による販売(送料0円)、「ラボ直売価格」は当ラボ(@板橋)での直接引き渡し価格となります(税込み表示)。キャンペーン・セール等での特別価格が適応される場合があります。

Virtual-Bucker Blender Control Units (for ST / for TL)

VBBの特性にあわせて厳選したパーツを使用しています。(電装部分はすべてUSA製)

for ST / for TL 共通事項

製品価格(ユニット価格)はプレート、ジャック込み。ノブは別売。取付費別。

ポットはすべてCTS製のフルサイズ。(耐久性・信頼性など考慮し、ミニポットは使用していません)

※VBB時のハムキャンセリング効果については、対となるピックアップの特性(磁極性、巻き方向)に依存します。

※パーツ表記の「MOD」は当ラボの特殊仕様です。(交換パーツ等の情報は購入時の説明書に記載)

※すべてのパーツはインチ規格。パーツ詳細はすべて「初回限定バージョン」のものであり、予告なく変更する場合があります。

※ミリ規格には直接対応はしていませんが、STタイプはピックガードの一部加工、TLタイプはコントロールプレートの位置調整等で取り付け可能です。

※レフティ対応についてはお問い合わせください。

※直輸入パーツが多い等の理由のため、販売提供価格は変動します。


VBB for ST コントロールプレート裏面(パーツ)

Virtual-Bucker Blender Control Unit for ST

  • WEB価格¥13,000-
  • ラボ直売価格¥12,000-
  • Pickup Switch: CRL 5way
  • Volume: CTS A250kΩ (Vintage Style)
  • Master Tone: CTS A500kΩ (Vintage Style)
  • Tone Capacitor: SoZo NextGen Yellow Mustard 0.022uF 500V
  • Blender: CTS Blender Pot (Vintage Style)
  • Control Plate: Fender ’57 Strat Pickguard Shield Plate (MOD)
  • Output Jack: Switchcraft 11
  • Wires: Gavitt cloth-covered hookup wire (22AWG)

※Fender® USA/MIM/MIJ製品のStratocaster® の多くに対応。(Fender Japan 製品[~2015年]への取り付けは、ピックガードの加工等が必要となります)


VBB for TL コントロールプレート裏面(上がスタックポット仕様、下が3ポット仕様)

Virtual-Bucker Blender Control Unit for TL

TLタイプはスタックポット仕様と、3ポット仕様の2種類を用意しています。

スタックポット仕様 (with stack pots):

  • WEB価格¥14,500-
  • ラボ直売価格¥13,500-

3ポット仕様 (with 3 pots):

  • WEB価格¥14,000-
  • ラボ直売価格¥13,000

【with stack pots / with 3 pots 共通パーツ】

  • Pickup Switch: Oak Grigsby 4way
  • Volume: CTS A250kΩ (Vintage Style)
  • Tone Capacitor: SoZo NextGen Yellow Mustard 0.022uF 500V
  • Output Jack: Switchcraft 11
  • Wires: Gavitt cloth-covered hookup wire (22AWG)

with stack pots】使用パーツ

  • Master Tone & Blender: CTS Concentric pots (MOD) Tone=A500kΩ / Blender
  • Control Plate: 2 holes TL control plate

【with 3 pots】使用パーツ

  • Master Tone: CTS A500kΩ (Vintage Style)
  • Blender: CTS Blender Pot (Vintage Style)
  • Control Plate: 3 holes TL control plate (MOD)

※Fender® USA/MIM/MIJ製品のTelecaster® の多くに対応。(Fender Japan 製品[~2015年]への取り付けは、ボディ側のコントロールプレート取り付け穴調整などが必要となる場合があります)


仕様の仕様 (Appendix)

Virtual-Bucker Blender (VBB)に新しい技術は一切使われていません。

しかしながら、AxE Gears では板橋ラボにて数年にわたる独自の研究開発を重ねました。その結果として完成したユニットには美味しい音のための数々のさじ加減、味付けが施されています。これを当ラボでは「レシピ化」と称しています。

興味がある方は、この「仕様の仕様」をお読みください。もちろん読まなくても、実用上の問題はありません。

「パラレルブレンダー」と「シリーズブレンダー」

「ブレンダー」という言葉、実はエレキギターにおいて明確に定義されているわけではありません。

現在、一般的には(主に海外では)”Blender”という言葉は『2個のシングルコイルピックアップの並列接続で、片側のピックアップを電気的(音量的)にバランス調整する機能』として使われる事が多いようです。「パラレルブレンダー」と称する場合もあります。

「パラレルブレンダー」の実装の歴史は古く、例えばFender®社の初期モデルのひとつとして知られる通称「no-caster」(または「Broadcaster」)のコントロールでは、ブレンドノブによってブリッジピックアップとネックピックアップをブレンドしていく仕様となっています。

また、広い意味では2ボリューム2トーンのギターなどのミックスポジションやJazz Bass のボリューム・コントロールも「パラレルブレンド」の一種といえるでしょう。

一方、「シリーズブレンダー」は文字通り(日本語的にはあまり直感的ではありませんが)、『2個のピックアップを直列に接続し、電気的(音量・音質的に)単独状態から直列状態に変化させる』機能です。

「シリーズブレンダー」は「パラレルブレンダー」と比較すると、エレキギターの世界ではそれほど一般的ではありません。

AxE Gear では日本語として少しでも音のイメージが伝わるように、「シリーズブレンダー」の機能を「バーチャルバッカー・ブレンダー (Virtual-Bucker Blender)」と名付けました。

※その他、2連バランサーポット(これをブレンドポットと呼ぶメーカーもあるので紛らわしい)を使って2つのピックアップのミックスバランスを調整する方法(Jazz Bass の改造等)もありますが、この「仕様の仕様」においては「ブレンダー」としては除外します。


バーチャルバッカー・ブレンダー (Virtual-Bucker Blender) の技術的仕様

Virtual-Bucker Blender (VBB) は、ST/TLタイプとも従来からある2つの電気的手法の合せ技で設計されています。

  • 1. Telecaster®のカスタム方法の一つとして有名な4way スイッチを使ったピックアップのシリーズ接続(Fender®が販売する4way スイッチの説明書にも記載されています)
  • 2. ハムバッカーのコイルタップをブレンダーポットを使って可変的にコントロールする方法(Fralin Pickups が公開している”Gradual-Tap”)

1つ目の『4way スイッチを使ったピックアップのシリーズ接続』は、伝統的には Telecaster®のネックピックアップに、ブリッジピックアップを直列で接続する方法です。

2つ目の”Gradual Tap” は、ハムバッカーの2つの直結されたコイルの間にコイルタップ用の線を用意し、それをブレンダーポットの可変抵抗によりグランドに落とす量をコントロールするものです。(※「グランド」=日本では「アース」と称される事が多い)

この”Gradual Tap”を、ハムバッカーではなく4way配線などで直列に接続した2つのシングルコイルで行っているのが、”Virtual-Bucker Blender”の基本技術となっています。(当ラボでは具体的な配線図等を現時点ではWEB公開していません)

シリーズブレンダーにおける、2つの異なる方法

シリーズブレンダーには、大きくわけて「旧方式(従来方式)」と「新方式」があります(名称は当ラボ独自のもの)

※電気的な説明なので、読み飛ばしを推奨します。

「旧方式」は、電気的にはポットを使った「分圧」により、単独~直列をスムーズに変更させるものです。構造上、変化の途中段階でピックアップ間に抵抗が介在するため、シングル状態から直列に変化するまでの途中で音量が一旦下がる傾向があります(国産のものに多く、ポット操作によるシングル→直列への変更が反時計周りのものが多い)。また特殊なポットを使う場合もあり、そのため交換時の単価が高くなる可能性があります。

「旧方式」のメリットとしてはミニポットやミリ規格のものが用意されている等、他にも従来品ならではの利点が数多くありそうですが未確認です。

「新方式」は先に引用した”Gradual Tap”によるものです。いわば可変タップと直訳できるこの方式では2つのコイル間は常に直結しているため、シングル→シリーズへの変化途中で電圧(音量)が下がる事はありません。また、現在では比較的安価で入手可能となっているCTS製ブレンダーポット(一部のノーロード・トーンポットでも代用可)を使用するので、交換時の費用も抑える事ができます。デメリットとしては変化のカーブがピックアップの抵抗値などの影響を受けやすい傾向がある事。当ラボの検証では高出力(抵抗値が大きい)のピックアップの場合、変化が急になる傾向があります。

上記「新方式」が持つ別の大きな利点は、一般的なブレンダーポットを使用した場合、シングル→シリーズへの変化が時計回りなので「直感的」な操作がしやすい事です。(「直感的」は当ラボの感想です)